ワーク(透明樹脂空容器)の外観検査およびピンホール検査を行い、良品/不良品を判別後、不良品は排出し良品のみを下流に搬送する装置です。検査前のワーク受け入れ工程では、ワークを回転させながらカメラで口元・側面の異物検査を行い、その後、底面の異物をカメラで検査します。次の工程では底面ゲート部をイオン測定によるピンホール検査を行って、最終的な良品/不良品を判別します。
ワーク回転速度、検査カメラのトリガー回数などの各種検査条件、検査時のカメラ画像、検査結果はタッチパネルにて操作するようになっています。タクトタイムは最大15個/分です。
本装置はワークの生産ラインと連動運転することにより、品質の向上・安定と省力化に伴うコストの削減が可能になります。