ワーク(食品向けアルミカップ容器)のピンホール検査を行い、良品/不良品を判別後、不良品は排出し良品のみを下流に搬送する装置です。装置の前半では、不規則かつ上下不揃いのワークを一定方向で均一に整頓し、除電装置によるワーク帯電の改善とエアブローによる除塵を行います。続いて後半では、カメラによるピンホール検査を行い、良品/不良品を判別します。不良と判断されたワークは排出され、良品ワークのみを下流に搬送します。また、検査時の画像、検査結果、検査カメラのトリガー回数などの検査条件などはタッチパネルにて操作するようになっています。タクトタイムは最大130個/分です。
本装置はワークの生産ラインと連動運転することにより、品質の向上・安定と省力化に伴うコストの削減が可能になります。